止まり木ブルース2005

止まり木ブルース2005
塩崎利雄:著
四六判 / 299頁 / 19cm

本体1400円(税込¥1470)
ISBN4-903262-01-4 C0075

著者情報

著者:塩崎利雄(しおざきとしお)

「東京スポーツ」の競馬記者を経て、現在競馬評論家。「ラジオ日本」競馬中継メイン解説者、および雑誌「馬券ブレイク」の編集長として活躍中。著書に「極道記者」「止まり木ブルース」シリーズがあり、いずれも映画化されている。 自らも大勝負に挑む無題の馬券師として知られ、「止まり木ブルース」の主人公「健坊」はまさに著者本人の生き様を投影した姿である。

関連リンク:止まり木ブルースシリーズ
関連リンク:馬券ブレイク

 

清水成駿、絶賛!
冬来たりなば春遠からじ。健坊一家にも待ちに待った春満開の春。北品川に轟く「カッタカッタ」の下駄の音。肩で風切るご存知健坊。「たまにゃあキレイどころを集めて、桜吹雪の露天風呂とでも洒落こむか」。思わず目を輝かせる燻り3舎弟。果たしていつまで続くか「そのままの」大合唱。勝負に生きる男たちの悲哀をのせて、「止まり木ブルース」はいよいよ佳境。
清水成駿


井崎脩五郎、愛読!
あしたはひと勝負してみるかと、必ずウズウズしてくる。
そういう魔力に溢れている。
ただ生きるための呼吸より、勝負の呼吸に身を置きたいと思えてくるのだ。
井崎脩五郎


馬券師健坊、2005年の勝負録
1986年からスタートし、2006年でついに21年目に突入するリアルタイム馬券小説の金字塔!2005年1月のガーネットSから12月の有馬記念まで、品川の健坊、1年間の勝負録を余すところなく収録!登場人物図鑑、そして物語の舞台である「北品川」ミニガイドも所載。


本書の登場人物たち
「止まり木ブルース」の連載(日刊ゲンダイ土曜特別版紙上)は2008年で23年目に入る。
長期連載ながら主人公の健坊はじめバー「再会」に集う登場人物にほぼ変わりがないのがこの小説の特徴であり、魅力とも言えるだろう。


●健坊
本編の主人公。
年齢は38〜42歳ぐらいか。
パンチパーマに「菅原文太風」の容貌で「その筋の人」と間違えられることもしょっちゅう。
見た目は極道そのものだが「俺はヤクザじゃない、テキ屋でもない、ただのギャンブル好きの遊び人」とは本人の弁。
義理堅く、親分肌が身上で無為徒食の舎弟たちを健坊一家として抱えている。


●麻理ちゃん
健坊の内妻。
健坊の6〜7歳年下か。
かつては銀座の売れっこホステスで、月の稼ぎは最低でも100万円。健坊が遊び人として暮らしてこれたのも麻理ちゃんの存在あってこそ。「品川の慈母観音」の二つ名も。


●サブ
健坊の舎弟筆頭。
33歳ぐらい。
ずんぐりむっくりで「出川哲朗にチョイ凄みを加えた感じ」の見た目。
健坊同様品川で遊び人として過ごしていたがいつの間にやらぶら下がりに。お調子者で女好き。


●赤シャツ
サブに次ぐ健坊一家の舎弟。
30歳前後か。
すらりとした背格好で、「顔はいわゆる「しょうゆ顔」。見た目はせっかくいいのだが、調子よく女性とは付き合えるタイプではないようだ。


●留公
健坊一家の筆頭企業舎弟。
品川で二代続く左官屋を営み、10人ほどの職人を使う棟梁さんである。
性格は純朴でお人よし。妻子あり。
酒には目がなく、登場人物中で一番の飲ん兵衛。


●田沼
一流大学→一流商社とエリートコースの見本のような人生を歩むがギャンブル一歩んで食える、と脱サラし、品川で遊び始める。

●文治
一家の企業舎弟。
38〜39歳か。
落ちている馬券を拾い集める「地見屋」家業を10年続けたのち、小料理屋「呑舟」の板前に。


●マスター
バー「再会」を経営している。
一家の御意見番役。「仏様」


●志乃のママ
北品川の住人に愛されている居酒屋「志乃」のママ。

●陽子
元・女雀士。
健坊の妹分。

※本文より一部抜粋


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